Sotto
- ito nishitani
- 7 日前
- 読了時間: 2分

初夏の日差しに青葉がキラキラと輝く季節となりました。
当店のトスカーナワインフェアも
無事終わりました。
このフェアで私自身、
ビビアーノの底力や、
ポリバレントな活躍に、
良い意味で裏切られました。
また、皆様の感想を聞いて、
改めて料理と食べ手に敬意のあるワインだとまざまざと痛感させられました。
私の料理に対するスタンスも、
ビッビアーノに引っ張られる形で変化したように感じます。
兎にも角にもこの2ヶ月は、
私の想像を凌駕する、
刺激的な期間になりました。
この企画を提案してくださった
インポーター様には感謝で胸がいっぱいです。
ありがとうございました!!!
あとは結果を待つのみです♡
ありとあらゆる手を尽くしたので、どんな結果であろうと、
後悔はありません。
フェアーが終了したタイミングで、ラディコンが大量に入荷します。
ナチュールとか、自然派とか、クラシックとか、ナチュールじゃ無いとか。
そんな枠組みの事はどうでも良いです。
飲んだ時に、
「ブドウ畑が頭に広がる」
「ブドウを強く感じる」
それが一番大切です。
それが一番大切ですが、
そう感じさせる事は容易ではありません。
想像を遥かに超えた一つ一つの作業の積み重ね無くしてはあり得ません。
ワインで一番大切な要素は、
「ブドウ」です。
料理で一番大切な要素は、
「食材」です。
最後はそれを扱う「人」です。
私はこの期間で、
ずっと開けずにいた引き出しの奥から、昔大切にしていたペンを見つけたような、
そんな感覚を呼び起こしました。
これからも自分の好きなワインを皆さんに愉しんで頂けるように、
チャレンジ精神と、
ちょっとそこまで行く時に持つショルダーバッグに入るくらいのサイズ感の矜持と気骨心を携えて、お店を続けたいーーーーー。
妻のいやいや期に効く妙薬は20年以上見つからないままで、
引き出しの奥のペンよりも見つけ難いです涙
ありとあらゆる手を尽くして解決の糸口探しに勤しむ次第ですが、
それはまた別のお話し......。
